チョコレートと刑務所
先日、「累犯障害者」の著者で元民主党代議士の山本譲司さんと対談した。
佐賀の鳥栖市出身とかで、最初は佐賀談義で盛り上がったが、対談はいたって深刻な話だった。
そのなかできっと原稿にならないだろう話題をひとつ。
府中の刑務所ではバレンタインデーにはチョコレートが出る!
知らんかったです。
やっとカート・ヴォネガットの「国のない男」を読み終えた。
先月、週刊ブックレビューの書評ゲストとして推薦しようとしたら、ちょうどその翻訳をやった金原瑞人さんも出演ということでNGになったまま、ほかに読む本がいくつかあって、途中で放り出していた。
ヴォネガットは学生時代から三〇歳くらいまで親しんだ作家で、
「ジェイルバード」の「愛は負けても親切は勝つ」のころはよかったなあ。今年亡くなった。合掌。
「国のない男」は、きっと話題にもならないだろうと思っていたら、いろんなところで取りあげられ、書店でも平積みに。
ヘンだなあ、と思ったら、帯に有名タレントが推薦文を書いていた。
あれが理由か。
やっぱりテレビの力はすごいね。
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