青い火花
午前5時ごろ目が覚めた。
突如、遠くで爆発音が響いた。
窓ガラスの結露をぬぐい目をこらすと、青白い光がバリバリと音を立てている。
爆弾でも落ちたのかと思った。
10秒ほどでおさまったあと、テレビにかじりついたが、ニュースは農薬中毒の話ばかり。
けっきょく、なにごともなかったように、時間が過ぎていった。
では、あれは何だったのか?
朝になり、光の方向に目をやると、あることが分かった。
その方角に電車の送電線がある。
凍結した線と高電圧の電気の仕業だったのだ、と納得した。
なるほど、雪で、電車が運休したり、遅れるはずである。
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