コンビニたむろ老人
日暮れて、近所のコンビニのまえのベンチに老人がひとり腰を下ろしている。
缶ビールを片手に、設置された灰皿からシケモク(懐かしい言葉!)。
そういう姿を二度、三度目にした。同じ人物。
それがこの間、二人に増えていた。
仲間ができたのか、と思っていたら、だ。昨日三人に。全員老人、男たちだ。
コンビニのまえにたむろするのはティーンエージャー(これも懐かしい言葉)と思っていたら、いつのまにか老人にかわっていた。
いま十代は、意味もなく群れなくなったのかもしれない。
実際、10年まえとくらべると、コンビニたむろ少年は減っているかんじがする。
そんな余裕はないということか。
暴走族も一気に減少しているらしいし。
で、群れ化し不良化するのは老人ということになる、か?
« 「親を殺した子供たち」 (2008.7.28) WEB限定掲載 | トップページ | 書評原稿 »
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