満月
午前三時に目覚めて、「検索バカ」についての話の収録のために、材料の一部を検索した。
検索を休もう、といいつつ検索するという、この相矛盾した状況に苦笑いしつつ、ブラインドをあげて窓を見ると、
満月。
妙に気迫みなぎる光を放っていると思ったら、十五夜だった。
もっとも正式にはすでに終わっているのだが、輪郭の正確さ、光の強さは今がいちばん。
窓を開けてススキと団子を飾って観月というスタイルは、いまでは真夜中しか無理だろうと思う。
なにしろ今時の外は、明るすぎるし、うるさい。
そんなことを考えていると、月が雲に隠れた。
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