ギリシャ暴動
ギリシャでの暴動のニュースがつづいている。が、日本ではあまり報道されない。
ギリシャでは社会主義を標榜する政党の支持が急速に伸びている。
街頭で闘争を繰り広げるのは若い世代。
状況はかなり深化していて、かつての’68.5月パリの状況に近いのかもしれない。
労働組合全体が反応すればそのようなことになりそうな気がする。
西ヨーロッパは戦後、社会民主主義的な政策をとってきたが、80年代のサッチャー登場から方向を転換し、アメリカ的なグローバリズムの波に乗ったわけだけど、経済の根底的な動揺過程に入ってから、「ほんらいの路線」にもどりつつあるのかもしれない。
スペインでも共産党、および左翼勢力が急進している。
おそらくこれはヨーロッパ全体の流れのようにもみえる。
そうとうに大きな、世界的な水流の転換か、とも思うのだけれど。
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