カレンダー
年末になると送られてきたカレンダーがたまる。
今年は少ない。商況を考えると、当たり前か。
日本人のカレンダー好きは有名で、各部屋に一つ、トイレにもかかっていたりする。
私は一冊(カレンダーは一冊? それとも一本? あるいは一軸か?)あればいい。
最低二ヶ月分が一枚になったものを選ぶ。
偶然にも小倉遊亀さんのプライベートカレンダーをもらった。お孫さんから。
来年はそのカラフルな絵との一年ということになる。
かつては日めくりが日本の家庭や商店の壁に下がっていた。
一日一枚、「その日暮らし」である。
最近は、一枚に二ヶ月、三ヶ月、あるいは一年が一枚になったものもあるカレンダーが年々売り場に増えているような気がする。
その日一日をどう過ごすかというより、スケジューリングの一年になった。
ほんとのところ、だれにも明日のことなど分からない、というのに。
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