ふいの街頭インタビュー
新橋でテレビの街頭インタビューをふいに受けそうになった。
街頭インタビューは「ふい」でなければ仕込みになるので、ふいはあたりまえだが・・・・・・。
テーマはバレンタインデー。
隣の会社員風の男性がマイクを向けられてしきりに断っていたが、インタビューするほうも慣れていて、なかなか離そうとはしない。
その手管はベテランセールスマンそのものの。
テーマは「オヤジがバレチョコをどう思うか?」というようなもの。
「会社の女の子にやっぱりもらったらうれしいね」とかいう予想回答を引きだそうというのがみえみえ。
で、案の定、こちらにもマイクがむけられた。
で、思わず出た言葉が、
「私とはコンセプトが違うから」。
自分でも意味不明。
が、敵はそそくさと退散した。
こういうのと、関わりにならないほうがいいと判断したのだろうか。
以前、渋谷の大型書店の新書コーナーで「新書愛読者として」インタビューを受けた。いや、受けそうになった。
とっさに「いやー、そのう、関係者ですから」と、こちらもいささか意味不明の回答をして逃れた。
関係者ってどういう? というつっこみは入らなかった。
あとになってみれば、新書ブームにたいしてはいいたいこともあっと気がついた。
バレンタインチョコと違ってこちらは避けるべきではなかったかと思い直した。
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