斜めかぶりキャップ
どんな世界でもトップに「君臨」する人は注目されるもので、たとえば毎朝、日課の散歩などでも、テレビカメラが寄り添う。
当然一人というわけではなく10人ばかりのお供を引き連れてということに。
そこでどんなウエア、スタイルでということになるのだが、こだわりがあったりすると、キャップを斜めかぶりなんかにする。
斜め、である。
東京キッドの美空ひばりか!
このあたりのセンスはポロシャツの襟たてオヤジより過激といえなくはない。いや充分過激。
なにしろ六十代なのだから。
というより、斜めかぶりがかっこいいというイメージはその世代以前だから、なるほどとも思う。
反対かぶり、逆かぶりまではいかない、わけだ。
で、そういう人が、被災地を視察するとどうなるか。
現地で防災服に着替えキャップをわたされる。
そのとき、斜めかぶりになるのかどうか?
どうだったか、自分の目でテレビしてください。
さらに、その人の防災服だけが、ボタンダウンでクルービズというのもどうか。
きっと特別仕様なのでしょうが。
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