ミツバチとカエル
世界中でミツバチが消えている、らしい。
蜂蜜が食べられないという程度の問題ではなく、受粉ができなくなると、さまざまな農作物に影響がでる。
最初は高価格化。
たしかに多くの植物は受粉しなければ実がならない、わけだ。
原因はよく分かっていない。
農薬汚染、ある種の菌、電磁波などあるらしいが、単一作物を広範囲に大量栽培した結果、本来多種の蜜によって生きのびる蜂が弱小化したという説も。
私はこれが一番もっともらしい。
カエルも世界から消え始めている。
こちらも原因は不明。
カビという説もあるが、確定されているわけではなさそう。
いずれにしても、新興国の大量消費化、農産物の金融市場化もあって、あと5年もすると、リッチな人々以外は文字通り食えなくなるかもなあ。
いま食の低価格化が進行しているけれど、一転して猛烈な高価格化がやってくるのは、どうやら間違いない。
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