コンビニのクワガタ
コンビニに入ると、突然、虫のようなものが後髪に飛びついてきた。
手ではらったのだが、まだ首筋にとりついている。
指でとると、クワガタムシだった。
ハサミの小さなクワガタムシ。
といっても、体調そのものも3センチほどの小型種。
子供のころ、クワガタムシは大変に貴重で、まだ養殖モノとか輸入物などなかった。
かといって天然のクワガタムシも少なくなっていて、実際に自分の手でとったことはなかった。
木の幹に砂糖水を塗るといいといわれて、騙されてその通りにした。
翌朝早く見に行ったが、コガネムシすらいなかった。
今、国産の天然のクワガタムシは別の意味で貴重かもしれない。
ポートレート撮影のあと、草むらに離した。
いつまで生きのびるだろうか。
コンビニの店内よりもその確率は高そうだけれど。
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