練炭アンカ
ふいに練炭アンカを思いだした。
オレンジ色のケースに、燃した練炭を詰めて、布団のなかの足下に入れる。
なぜそれが湯たんぽよりも、良いと判断されたかは、謎だ。
なぜなら、湯たんぽは今も存在するが、練炭アンカはない、たぶんどこにも。
今も昔も、水のほうが炭より安価だと思うが。
きっと当時は練炭アンカの目新しさに騙された?
そういえば、練炭で暖をとる掘りごたつ、というのもあった。
これも全国的だと思う。
子供がなかに入って一酸化炭素中毒で事故を起こすというようなこともあった。
考えてみれば野蛮な時代。
しかし、足下の冷えを解決する方法は、さして変わっていない。
このあいだ、電気アンカが400円たらずで売っていた。
だいじょうぶか、デフレ。
デフレで大騒ぎするメディア。
確かに大変なのだろうが、しかしインフレになると、たちまち財政は破綻する。
金利が3、4%あがるだけで、数十兆円の財政赤字が増えるのだから。
そのとき、預貯金の封鎖とかありそうだなあ。
どっちにしても、寒い夜は早く寝るにかぎる。
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