生体解剖事件
終戦まぎわに起こった九州帝国大学での生体解剖事件について、
創作の一部に組み込めるかと調べた。
遠藤周作の「海と毒薬」、
松本清張の「皿倉学説」、
上坂冬子の「生体解剖事件」。
三冊読んだが、医者や軍人が米兵の肝臓を食べたというのは、どうも嘘らしい。
しかし、上坂著作には生体解剖が行われた解剖教室の建物の写真が掲載されている。
子供のころ見た建物とそっくりで生々しかった。
遠藤周作の作品は代表作といわれるだけあって、
たしかにおもしろい。
ツイッターについての番組収録は明日だが、放送は来週となる。
詳細はまた近くなって。
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