ハリウッドと日本の衰退
17日木曜日のテレビで「バック・トゥ・ザ・’70」というドキュメンタリーをやっていた。イギリスの中流家族が70年代の生活に十日間もどっとてみるという企画もの。
父親だけが懐かしがっていたが、登場するオーディオがTORIO、SONY、TDKと日本製ばかり。たしかにあの時代は日本製品が世界を席巻していたわけだ。妙に感心した。
そして同じ日に見た「ER緊急救命室」にはまたまた驚かされた。レギュラーだったジョージ・クルーニーが登場するのは当たり前だが、アカデミー賞女優スーザン・サランドンが、そしてやっぱりアカデミー賞男優のアーネスト・ボーグナインが脇役でゲスト出演しているのはどういうことか。
いつのまにかテレビドラマの世界はこんなことになっていたのだ。いくら大人気ドラマといってもねえ。かつてテレビ俳優でハリウッドで成功する俳優は、クリント・イーストウッドくらいしかいなかった。つまりそれくらいテレビと映画では格が違ったわけだが、最近は一流映画俳優もテレビに出ているらしい。これも映画不況の結果なのだろうな。
この日の二本の番組。はからずしも時代の移り変わり、ハリウッドと日本の衰退を印象づけられてしまったしだい。
「ESSAY」カテゴリの記事
- 青春18きっぷの旅 タイトル(3)(2020.03.23)
- 青春18きっぷの旅 タイトル解読(2020.03.23)
- 青春18きっぷの旅 タイトルを解説(2020.03.18)
- Dancyu web(2020.02.08)
- 謹賀新年 手作り無農薬の魚沼コシヒカリ(原種)から始めます(2019.12.31)