原節子
小説の資料として「新潮45」を買おうと思ったら、最寄りの書店ではすでに発売四日目にして完売。原節子デビュー作のDVD付の効果だろう。私も「原節子を探して」(仮題)という短編を書くために見てみようかと思ったしだい。それにしてもいまどき完売とは珍しい。毎号送られてくる某誌があまりに薄くなっているのに驚愕したばかり。つい最近まで好調を維持していたのに。つぶれないだけましか。
ところで「新潮45」。アマゾンでも新品はなく中古品が高値で売りに出ていたが、なんと渋谷の文教堂で発見しました。若者の街は原節子など知らんというわけか。
思わぬところで町の消費性向というのが健在だと知らされた。まあこれは渋谷だけのことか。あの日本でもっとも有名なハチ公交差点では、しきりに町の風景を撮るためだけにカメラのシャッターを押す外国人観光客がいる。こんな町は日本でもここくらい?
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