骨の記憶・創作記録(4)
人体の不思議展の「素材」調達が不明朗で、倫理的にも問題があるという話題とからめて、みずから骨格標本になった学者がいるという話を、以前、ある番組でした。
視聴者からのリアクションは、ときどきおかしなものがある。
ある番組に暴走老人テーマで出演したら、着ていた服のブランドを教えてくれというような問い合わせがあった。
で、この骨格標本の話は、もっとおかしくて、自分も「ミイラ」(骨格標本ではなく)になりたいので、やっている病院を教えてくれと、問い合わせがあったのだ。もちろん番組スタッフは断ったという。そんな病院はないのだから、教えることはできない。
この世の中には自分をミイラにしたいと考える人がいる。不思議である。
« 骨の記憶・創作記録(3) | トップページ | 視点・論点の収録 »
「DIARY」カテゴリの記事
- バリ・インターナショナル・メディカル・センター(2012.02.21)
- ガス・ヴァン・サント『永遠の僕たち』(2012.01.17)
- 骨の記憶・後記(1)(2011.07.10)
- 骨の記憶・創作記録(8)(2011.07.04)
- 骨の記憶・創作記録(7)(2011.07.02)