骨の記憶・創作記録(8)
鳥取砂丘の人骨が四体発見された。続報では、たて一列に直線上に西を向いて埋葬されていたということがわかった。骨は丁寧に扱わないと壊れるほど、風化が進んでいるらしい。
鳥取大学医学部に検死をたのんだということだが、おそらく人類学、考古学の範疇に入る出来事だろう。
土井ケ浜遺跡とおなじで、砂中は人骨が残りやすい。相当前に、たとえ弥生時代に埋葬されたことも考えられる。
近年の浜の浸食によって、深く埋葬されたものが、出土したということだろう。
土井ケ浜の研究者は駆けつけたのだろうか?
ただし土井ケ浜では、知る限り、たて一列の埋葬というのはなかったはずだが。
もっとも江戸時代だってないだろうが。
« 骨の記憶・創作記録(7) | トップページ | エッセイ掲載 »
「DIARY」カテゴリの記事
- バリ・インターナショナル・メディカル・センター(2012.02.21)
- ガス・ヴァン・サント『永遠の僕たち』(2012.01.17)
- 骨の記憶・後記(1)(2011.07.10)
- 骨の記憶・創作記録(8)(2011.07.04)
- 骨の記憶・創作記録(7)(2011.07.02)