骨の記憶・創作記録(7)
人類学者の馬場悠男さんと足跡考古学の真家和生さんにおいでいただいて、出版の打ち上げを。
馬場さんはもっか徳川家の霊廟を大調査中。こっそり見せてもらった将軍たちの系図に、頭骨が写真で入っていたのには、びっくりした。
代が新しくなるほどに、「貴族的」になっているのだと。そういえば面長に、口元が小さくなっている。
さらにおもしろいのは骨が朱色に染まっていること。埋葬時に遺体を朱につけ込んだらしい。
ところで、馬場さんは若いころ人類学界の腕相撲チャンピオンだったらしく、それを破ったのが真家さんだとか。当時真家さんはバーベルで鍛えていたらしい。
発掘作業などたしかに体育会系の資質が必要なのかも。
馬場さんの徳川家の骨研究はまとまれば、たぶんNHKスペシャルなどでやりそうなのだが。
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